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Quandary Peak(クアンダリーピーク、4,348m)

Quandary Peak

今回私はBoulderより車で160キロ南西、サミット群にあるQuandary Peak(クアンダリーピーク)という山に行ってきました。コロラド州には54の14,000フィート(4,267m)以上の山があり、通称フォーティナーズ(14ers)と呼ばれ、日本の百名山のような感覚で親しまれています。クアンダリーピークは14,625フィート(4,348m)ありますが、手軽に登れる14ersとして、多くの人に親しまれています。

Quandary Peak

週末の冬の嵐から一転、雲ひとつない青空の下、9時15分にハイキングスタート。この時期はまだ雪山のため、今回はスキーにシールを付けて頂上を目指しました。雪に沈みにくく、下りの時間を短縮できると期待し、スノーシューではなく初めてスキーを使用してのハイキングです。

Quandary Peak

スタート地点は標高3,300m、森林限界がこの辺りは3,400mなので、スタートから1時間ほどで森林限界を越え、白一色の雪のフィールドへ。4,000m付近までは傾斜が緩く湿雪であったので、ぐんぐん高度を稼げました。その先から徐々に風が強くなり、頂上付近は雪煙が舞っていました。

Quandary Peak

4,000m付近にはスタートしてから3時間15分後に到着。ここから頂上までの350mは傾斜がきつくなります。スキーでも行けるとは思いますが、帰りに滑って帰ることが私にはできないと判断。ここにスキーを置いて、スキーブーツにアイスアックスを持って再出発。

Quandary Peak

頂上までのルートは風によって雪が固くなっており、歩き易かったとは思いますが、標高が高く空気が薄いためすぐに呼吸が乱れ、思うように進みません。冬の間アイスクライミングばかりをしていたため、明らからに心肺系のトレーニング不足です。

Quandary Peak

それでもようやく頂上に到着。スタートから5時間20分かかりました。頂上付近は風により大きな雪庇ができており、踏み抜いたら数百メートル落っこちます。すさまじい強風のため体感温度がとても低く、予定していたコーヒータイムを取らずに撤収。

Quandary Peak

帰路はスキーを置いたところまでわずか15分で下ることができ、スキーを装着。無人のフィールドを、何度も何度も転びながら、木にぶつかりながら下り、駐車場へは頂上から1時間30分で到着。登りの5時間よりも、下りの1時間のほうがはるかに疲れたハイキングとなりました。

Quandary Peak

装備:アルパインサーマシェルジャケットアルパインサーマシェルパンツサウスリムパンツシャミースインナージャケットEX ライトダウンジャケットジオライン L.W.ラウンドネックシャツミストラルパーカ(モンベルアメリカ限定商品)、スーパーメリノウールM.W.バラクラバシャミースキャップ、TEKOハイキングソックス、サングラス、エマージェンシーシート、ヘッドランプ、GORE-TEXライトスパッツ セミロング、OD ロールペーパ、クリマプロ200グローブ、アイスアックス1本、携帯電話、コンパス、地図、カメラ、CRISPI CXP LIGHTテレマークブーツ、K2テレマークスキー、7TMパワーツアービンディングJETBOIL PCSODコンパクトドリッパー、野箸、お菓子数個、パン2個、水1L

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