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Montbell Boulder Store

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Flattop Mountain(3,697m)

フラットトップ・マウンテン

ここボルダーの5月の平均気温は、最高が約20℃を超え、最低は10℃以下と、朝晩の冷え込み差が大きく、晴れた翌日に雪が降るということもあります。晴天日数は年間約300日以上と晴れが多く、標高は1,600mあり、さらに非常に湿度が少ないことも特徴のひとつです。そのため、日本でハイキングをする時と同じくらいの量の水を普段の生活から飲まなければ、脱水症状を起こしかねません。
 天候に恵まれるボルダーですが、西に広がるロッキー山脈に入ると一転、日本と同様気まぐれな天候となります。山の標高は平均して極めて高く、現在も山々には雪が残り、バックカントリースキーやスノーハイキングを楽しむことができます。

フラットトップ・マウンテン

午前7時45分、群青色の空の下、冬山装備を一式抱え、登山口である Bear Lakeをスタート。標高が高いにも関わらず、気温は高く、雪はベタベタです。他の登山者の踏み跡があり、しっかり雪は踏み固められているので、持ってきたスノーシューの出番はありませんでした。森林限界までの約1時間半はキツツキやウサギといった動物を見ながらのハイキングです。

フラットトップ・マウンテン

今回の山の名前どおり、森林限界を超えると徐々に傾斜が緩くなり、また木々が無くなったため今まで遮られてきた風がダイレクトに吹き荒れます。天気予報だと、夕方から低気圧が西から進み、山間部は大雪ということなので、その前触れです。歩きながらお菓子をかじり、先を急ぎます。

フラットトップ・マウンテン

頂上手前になり、谷側に大きな雪庇が現れました。高さは10mくらいあるでしょうか? あんなに大きな雪庇が落ち、雪崩れたらひとたまりもありません。本日も数人のバックカントリースキーヤーとすれ違いましたが、無事に雪崩れることなく滑り終える事を願いながら雪庇を回りこみ頂上を目指します。

フラットトップ・マウンテン

高度計はそろそろ頂上を表示していますが、日本のように頂上に目印がなく、しかもフラットトップ(平らな頂上)という名前のとおり、どこが最高ポイントかわかりません。なので適当に頂上と決め、ようやく頂上までたどり着きました。身を隠す場所がどこにもないので、急いでジャケットを重ねます。こういう時にさっと羽織れ、嵩張らないジャケットは重宝します。

フラットトップ・マウンテン

気温自体は低くなかったのですが、風が15m前後の強さで吹き荒れ、体感温度はかなり低くなりました(-6.6℃)。

フラットトップ・マウンテン

本日のメインイベントと考えていた、ジェットボイルとOD.コンパクトドリッパーによるコーヒータイムは中止に。写真を撮り、10分ほどで下山しました。

フラットトップ・マウンテン

頂上で果たせなかったコーヒータイムは下山後、近くのピクニックテーブルで山を眺めながらとりました。途中風にあおられコーヒーの豆が全て吹き飛んでしまうハプニングもありましたが、ほっと一息。
なんとか天気も持ちこたえ、すばらしいハイキング日和となりました。

フラットトップ・マウンテン

装備:冬用登山ブーツ、TEKOハイキングソックス、GORE-TEXライトスパッツ・セミロング、サウスリムパンツ、アルパイン・サーマシェルジャケット上下、ウィックロンライトTシャツ、U.L.サーマラップパーカ、ウインドジャケット、サングラス、ストームグローブ、クランポン、アックス、アトラス・スノーシュー・バックカントリー、ヘルメット、Jet Boil、コンパクトOD.ドリッパー、野箸、バーサライトパック50L、ガーミンGPS Vista、風力計、携帯電話、コンパス、地図、カメラ、バナナチップ、ベーグル2個、水1.5L、エマージェンシーシート、ヘッドランプ

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